\ えぬすぴブログ

 #1763  <<マンガ>>

『僕が私になるために』(平沢ゆうな)

僕が私になるために

すごく、痛い!!!

というのが強烈に伝わってきた。

そして、その痛い期間が長いということも。 正直、もっと短いかもしれないと思っていたので予想外だった。

性別適合手術(SRS)が終わった後の痛みも詳しくて具体的だった。

もうなくなってるのに痛いという幻肢痛は特に辛そう。 その例え方がソーセージにナイフやフォークを刺すと、かなり具体的。

食べ物を使って「図解」された手術のビフォー・アフター、わかりやすかった。 カバーを取った表紙の表裏にも「図解」があって、擬音もおかしかった(笑)。

異国の地で一人ということも含めて、強い孤独感も伝わってきた。 あと、タイのみなさんのお人柄も。 とても自由で明るそうな感じで、心強くもなれそう。

マンガの終わりの方に出てくる「女の人」が他人に見えなかった。 声も小さいし、たぶん、ボクもほとんどこんな雰囲気に見えているのでは……。 そのせいか、一緒に応援されているような気持ちになれた。

もし現実的に手術ができるとしたら、痛くても全然構わないのだけれど。 これまで何年、何十年も心が痛かったことに比べれば、数ヶ月とか一年とかの体の痛みの方がまだ大丈夫かも……という考え方。

人魚姫が声を失っても、一歩ごとに鋭いナイフが刺さるくらいの痛みがあっても足が欲しいと願ったのと同じように、強い気持ち。 ただ、声はない方が逆に楽かも……と思ってしまう(こんなこと言って、ごめんなさい)。

実際はとても打たれ弱くて、痛みに襲われたらものすごく苦しむのかも知れない。 加齢加算されるくらいの年齢であとどれくらいかかるかもわからない。 いつかできたとしても、予後が悪くてもっと長く痛かったり、もしかしたらずっと治りきらなかったり……みたいなことになるかも? 

実際、傷の治りが年々悪くなっているのを実感中。 何ヶ月も前に打撲したできたシコリみたいなのが、まだ痛いままで残っているし。

手術が終わったとしても「周りの目」という状況が変わるわけではない。 一部の友だちを除いて、誰からも祝福されない。

その孤独感が最大級の恐怖という敵だというのもわかる。

本当に「誰得」でもない「自分得」なだけだ。

誰かとエッチなことをしたいというような、誰かのための動機があるわけではないし。 女の人の体もよくわからないのに希望することをどう説明したらいいのだろうとも思ってしまった。

ただ、自分自身の気持ちのためで自分で決めることなら後悔はしないはず。

その時が来るのかどうかもわからない。 長く書いたけれど、現実的じゃない……想像だけ

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