\ えぬすぴブログ

 #1790  <<性別関連>>

「違和感」というよりも「不快感」 #トランスジェンダー

暑い日が続いている。 これまでにも何回か書いてきているけれど、体の性別への不快感が暑さ(寒さ)の不快感に似ているということについて。

「体の性別が嫌い」ということを言う時、その「不快感」まで伝えるのを難しく感じる。 それを例える時によく使うのが「暑さ」(冬の時期は「寒さ」)という言葉。

「ものすごく暑い時に、その暑さを意識しないでいられるなんてほとんど無理でしょう?」という風に。 それと同じように、起きている間は「性別」を意識して過ごしているというわけで。

何か他のことに集中して少しでも忘れるようにするのが、わたしにとっては精一杯。 完全に悟りを開いたような仙人みたいな人だったら、もしかして平気(?)なのかも知れないけれど、そこまでの「レベル」に到達できるとはとても思えないので。

暑さは「不快」だから少しでも涼しくなりたい

わたしが好きな服で出かけることなど色々やってきてるのは、その暑さを少しでも和らげたいから。 ノンパスなのは十分承知していても、人目を気にしている余裕もなくなる……と言うか、何と言うか。

ただ人目を気にしないとは言っても、「どんなことでもjというわけにはいかない。 「お風呂に行く」とか「水着で泳ぐ」とかのレベルになると、ハードルはとても高い。 でも、これからもずっとできないということになっても覚悟みたいなものはあるので平気かも。

昨晩は水着で海にいる夢を見て、目覚めた時の「虚無感」がいつもより強かったのだけれど。 もうそんなには辛くなくなっているし、こうして部屋で涼んで過ごせているからそれでもOK、ということで。

話がそれてしまった……。

体の性別への感じを表わすには「不快感」という言葉が合っていると思う。 これが「性別違和」みたいに「違和感」という言葉になると、わたしにはピンと来なくなる。

「暑くて不快感がある」というのはわかるけれど、「暑くて違和感がある」という風には言わないし。 言葉遣いも何か変だし。

わたしにとっては「性別違和」よりも「性別不快」という言葉の方がシックリくる。 自己紹介する時の言葉としては「性別違和」にしているけれど。

人によって感じ方も様々なので、より広い範囲を表わせる言葉の方がいいのかな、とも思う。 「トランスジェンダー」という言葉もかなり幅広い意味として使われるようになっているから。

▽ まとめ

体の性別への不快感は「暑さ」や「寒さ」のような生理的な不快感とよく似ていると思う。

「どうして暑いのが嫌なの?」ときかれても「暑いと不快だから嫌だ」という風にしか答えられない。 「涼しくなりたい」という気持ちになるのも理屈からではない。

わたしの気持ちがみんなに理解されたとしても、わたしの中から「暑くて嫌だ」という意識が消えるわけではない。 不快感は残り続ける。

ただ、思ってくれる気持ちはうれしくて、有り難いこと。 この気持ちもウソではない。

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コメント

でぃりった : ツイッターから来ました
「不快感」という表現は、今まで思い付かなかったです
確かに、生理的に「イヤ」というほうが、直感的で分かりやすいですものね


私も自分の「症状」について説明する時に「違和感」って言葉はまず使わないですね
代わりに私は「嫌悪感」という言葉を使っています


当事者の方々それぞれで、感覚の質や重さは様々なのでしょうから、一概に答えを出せない話だと思うのですが、
少なくとも私は、父の死を目の当たりにして「人生、いつ終わりが来るか分からないから、悔いのない人生を歩みたい」
と考え、トランスする事を決意しました。
2004年の事なので、もう13年も経っているのですが、未だに変わらない思いがあります。

それは、自分の体に付いている「腫瘍」に対する気持ち、です。

私はこの腫瘍を、常に憎しみ続けてきました。
なので、自分にとっての「腫瘍」は「我慢すれば生活できるもの」というレベルではないですね


やや乱暴な例えになってしまいますが、

「私は肝臓にガンがあるの、個性的でしょ?」
「えっ? 私は肺にガンがあるよ、カッコいいでしょ?」

なんて話す人は、たぶんそんなに居ないですよね?(苦笑

以前はよく「GIDは個性だ」って事をおっしゃる当事者の方もいましたが、

人によっては自殺をしたくなるほどの抑うつ状態を「個性」の一言で片付けるのは、本質から目を背けさせていると思うし、

そういう事を他ならぬ当事者が言ってしまっては、いつまでもSRSはおろか、ホルモン療法まで保険適用外になって、
結果的に当事者のQOLを下げている、って思われても、仕方がないのかな?って。。。

眠くて文章にまとまりがなくなってきてしまったので、今夜はこれにて!(*´ω`*)ノシ
ユイ(管理人) : >でぃりった さん
コメント、どうもありがとうございます。
でぃりったさんのお気持ち、よくわかることばかりです。
あと、気づくのがとても遅くなってしまって、ごめんなさい(汗)。

性同一性障害の説明で、よく使われる「違和感」という言葉には、わたしもピンとこないままです。
「不快感」や「嫌悪感」などの言葉の方が、違和感なく使える感じがします。
中国で使われているという「性別焦慮症」という言葉もピッタリな感じがします。「焦慮」は「苛立ち、焦ること」という意味です。

でぃりったさんは、2004年からだったのですね。
わたしも同じくらいの時期、2003年10月からホルモンのお薬を飲み始めました。

特に転機となるきっかけがあったわけではありません。
ただ、悔いを残したまま終わりたくないという気持ちも強くなっていった時期でしたので。その強さは今もあまり変わってないです。
実際にも不快感は和らぎましたので良かったです。

「腫瘍」という例えは、ネットやツイッターのタイムラインで見かけて、ちょうど良い例え方だと思いました。
早くなくなってしまえばいい、「邪魔なもの」というイメージです。

考え方を変えれば「苦痛」がなくなるなんてわけがありませんので、「個性」ということで済ませて終わりにされるのは絶対に止めてほしいことです。

自分だけでは治せないようなくらい、とても具合が悪くなったら、お医者さんに行って治したいです。
それなのに、お医者さんに行くのまで「妨害」されたのでは、かなり大変です。とてもひどいことだと思います。

普通に医療サポートもしていただけたら良いのですが、難しいことも多いです。
ホルモン補充療法(HRT)をしている病院に電話で直接問い合わせをしても、「男性はできません」というお話ばかりでしたので……。
でも、自己責任でも続けていきます。

少しずつでも、QOLが上げられる世の中になっていってほしいと思っています。

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