\ えぬすぴブログ

 #404  <<性別関連>>

上川あやさん「性同一性障害について ~多様な性を生きる~」研修会 〈◎〉

「性同一性障害について~多様な性を生きる~」の研修会に行って、上川あやさんのお話をうかがってきました。 研修会ということなのでどんな感じの進み方になるのだろうと思っていましたが、実際はほとんどが上川あやさんのお話という風になっていました。

それから、文章や敬語の使い方を間違えているかも知れませんが、ご了承下さい。

あまり早く行きすぎないようにゆっくり出発しようと思っているうちに、けっこう時間が経ってしまいました。 自転車を少し飛ばして、建物の中に入って階段を上って、受付で名前を書いて…時間にはちゃんと間に合いました。

会場の部屋に入ると、思ったよりもたくさんの人、数えなくても定員をはるかに超えているのが分かるくらいの人でいっぱいでした。

そばの人と話をしている方が多くて、グループで来られている人ばかりのような感じでした。 “どなたでも参加できます”ということでしたのでボクも大丈夫だと思いましたが、何となく場違いな所に来てしまったような感じにもなってしまいました。 ちょっとだけ、「ボクみたいな感じの人」を目で探しましたが…。

席は前の方から埋まっていましたので、空いている後ろの方の真ん中の席に座りました。 もし早く来て前の方に座っていたとしたら、きっともっと緊張してしまったでしょう。

時間になって、司会の方のあいさつが終わって、上川あやさんの講演になりました。 当たり前ですが、「テレビと同じだ」みたいに思いました。 同じ声を実際に聞いているのが、何だか不思議な感じでした。

お話の内容については、きりがなくなってしまいますので少しだけにしますが。

「体の性別」「心の性別」「誰に惹かれるのか」という3つの組み合わせは自由だというお話がありました。

例えば、同性愛の人は人口の5~10%で世界中どこでも割合があまり違わないという調査結果もあります。 「多様な性」があるのは自然なことだと考えられるような世界になっていって欲しいな…と思いました。

それから、そういうことについて教えられることがなかったので「自分がおかしい」と思ったというお話もありました。 「性同一性障害」という言葉も全く知られていなくて、今よりもずっと情報が不十分な時代でしたから、知らず知らずのうちに、思い込むことや思い込まされることが多かったのかも知れないと思いました。

ほかにも、ご自身が小さいころ、思春期のころ、サラリーマン時代、選挙運動をしていた時のことなど、どういうことがあってどう感じていたのかというお話もありました。 当時の思いがあふれてきてしまわれたのか、少し涙声になられるようなこともありましたが、とても感情が伝わってきました。

今でもよく覚えているのが、ニュースで見た初当選された時のインタビューです。 パートナーさんの大きな支えがあったということを話されていた時のご様子は特に印象に残っているのですが、それを思い出しました。

最初から最後まで、全くよどみなく流れるようなお話ぶりで、とても聞きやすくて分かりやすかったです。 本にも書かれていたお話(エピソード)もあったので、あらかじめ読んでおいて良かったと思いました。

お話が終わりました。 時間の長さを感じないくらいでした。

ボクはずっと、お話をうかがったら後はそのまま帰るということだけしか考えていませんでしたが…。

出口のすぐ近くに上川さんやスタッフさんたち(?)がいらっしゃるのが見えました。 帰る時にはすぐ目の前を通ることになります。 このまま素通りしてしまうことなど、とてもできない気持ちになりました。

しばらく様子をうかがっていると、来ていた人たちにお話するだけでなく、サインまでして下さっているのが分かりました。 それで、ちょうど持って来ていて良かったと思って、ボクも記念に『変えてゆく勇気』にサインをいただきたいな…と思って、その時に一言お礼を言えたら…という風に思いました。

本を取り出して体勢を整えて、いよいよボクの番になったのですが、その時に急に自分のことも話したい気持ちがわき出してきました。

それで、「こんにちは」とか「はじめまして」とか、まずあいさつの言葉から始めたと思うのですが、よく覚えていません。 もしかしたら、いきなりだったのかも知れませんが(そうではなかったと思いたいです…)。

「ボクも男性(の体)なのですけれども…」という感じで話し出すことができました。

あと話せたことは「女性ホルモンを使っています」「ボクは65年生まれなので、(年齢が)近いです」という感じで、全然まとまらなかったです。 その時までどんなことを話すのかを考えていないままでは、すぐには分からなかったです。

「ボクは、体の性別は男性で、心の性別はどれでもない中性のような感じで、惹かれる性もどれでもないアセクシュアル(Asexual)という‘組み合わせ’です」

「体の性別を嫌だとずっと思っていて、今は女性ホルモンを使っています」

こんな風に講演の中の言葉を生かしながら話せば良かったと思いますが、その時は難しかったです…。 話すことを前の日までにしっかり考えてあったとしても上手くできなかったとも思いますが。

それでも、丁寧に聴いて下さったので、言葉を続けることができました。 「すぐ近くに住んでいます」という風にも話しました。

そして、上川さんの方から手を差し出して下さったので、握手をすることまでできてしまいました。 思いがけないことで、本当にうれしかったです。

最後に「お話を聴くことができて、ありがとうございます」と、考えていたお礼を言うこともできました。 言うはずだった「お話をうかがう」という敬語はどこかに行ってしまっていましたが…(汗)。

あとは本をかかえたままで、振り返ることもできずに、そのまま会場をあとにして…。 家に帰る途中も着いた後も、しばらくはぼんやりしていました。 お米を研ぐ時でもそんな状態で、いつの間にか水がほとんど完全に透明になってしまうくらいでした…その後おいしくいただきましたが(笑)。

…今はもう落ち着いています(笑)。

ご本人を目の前にしてお話をうかがえて、本などにある文字からの言葉以上のものをいただけたような気持ちです。 きっとこれからもずっと、忘れることなんてできないです。

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コメント

ゆずぴ :
ユイさんの高揚感、分かる気がします。
テンぱるってきっとそうなんでしょうね。
落ち着いて手紙を出したら「あの時の人かな」ってきっと思い出して
くれると思いますよ
キリン :
緊張しながら順番待ちすると自分で伝えたりしようと思っていた事とかドキドキで忘れてしまうのですよね~。

でも、自分がそこに行った事や声をかけたりした事って自分にとって良い経験になったと思います♪

ユイ : >ゆずぴ
お手紙という良い方法もありますね。それなら自分のペースでゆっくりできますから。考えてみようと思います。
ユイ : >キリン
ほとんど待たなかったんだけど、ドキドキしたよ…。集まりに行くというだけでもめったにないことなので、本当に大きな経験になったよ。
おりりん : この日だったね♪
ずっとお話してたんだよね~
午後からって♪
ユイちゃがドキドキしてるのがとってもわかります♪

行く前からだったもんね!
でも少しでもお話できて良かったね(≧ω≦)b
ユイ : >おりりん
ちょうどその日だったよねw それでだいぶリラックスもできたよ♪ (*-v-)″ 
本当に良かったです♪

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