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‘くもの糸’ 〈◎〉

芥川龍之介さんの「蜘蛛の糸」のお話をふと思い出して考えたことです

体が痛い訳じゃないけど、心が苦しくて痛い。

もう長い間思い知らされてきた。

これからもどれくらいその‘気持ち悪さ’*1が続くのか分からない。

そんなある時…。

空に続く‘くもの糸’*2が、自分のそばにも垂れ下がっているのが見えた。

細く頼りなさそうでも、やっと見つけたかすかな希望。

上まで登れそうもない、今のボクの弱い力でも、少しだけなら…。

今の気持ちの悪い所から逃れることさえできるなら…。

そう思うと、もう心の限界だった。

それをつかんで登ることしか考えられなくなった。

そして、楽になれた。

実感として体が和らいだ感じになるのが、生まれて初めて分かった時。

心の痛みも和らぐというのも考えられなかった。

それまでは、想像の中だけでしかできないことだったから。

手を離したくない。

登れないままで、疲れるだけかも知れないけど。

いつかは力尽きて落ちてしまうことになっても。

こうしてつかんでいられる間だけは、あの気持ち悪さから逃れていられる。

もう、戻りたくない…。

もうしばらく、ここに留まらせて下さい。

  • *1‘気持ち悪さ’= 男性の生理現象など。
  • *2‘くもの糸’= 女性ホルモンの薬。(※本当はお医者さんが必要で、自分一人で勝手に使うのはダメです

蜘蛛の糸はたった一本だけじゃない。 一人に一本ずつあるもの。 見つかるまで時間がかかるかも知れないけど。 見えないだけで、いつもそばにある。 そう思える。

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