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子供→子ども? 障害→障がい?

▽ 子供 → 子ども

「子ども手当」という表記で「ども」がひらがなになっているのが気になって調べたことがあります。 「供」という漢字に「お供、付属品」という意味合いがあるのが良くないということでひらがな表記されるようにもなったという事情があるようです。

ただ、漢字の言葉の中にひらがなが混じっていると目立つので、元の漢字の意味がかえって強調されてしまうような感じもします。 また、「野郎ども!」などと使われるときのような、乱暴な感じもします。

漢字の持つ本来の意味が悪いということになると、ほかにも使えない漢字がたくさん出てきてしまいそうです。

例えば、見た目で何の問題もないような「童」という漢字の字源は、思いがけずとても怖いものでした。

 → 童 - ウィクショナリー日本語版

“「目」を「辛」(大きな針)で突き抜いた奴隷”ということです…。 漢字が作られたのは昔のことだとは言っても、本当にひどいことで想像するだけでとても痛いです…。 ほかに“罪を犯した子供”という意味もあるみたいです。

子供のことを「児童」と書くのも良くないということになって、全部の「童」をひらがな表記するということになると、例えば「どう心に返ってどう話を読みました」(童心、童話)みたいに読みづらい文章にもなります。

漢字仮名交じり表記での読みやすさというのも日本語の良いところだと思いますので、個人的な考えですが、ある程度のところで歯止めをかけないと不便になってしまうような気がします。 字源までさかのぼると悪い意味になる漢字でも、その意味がほとんど忘れられて長い間問題なく使われてきたものなら、そのままでも良いように思います。

▽ 障害 → 障がい,障碍(障礙)

最近「障害」の表記が「障碍」「障がい」となっているのを見かけます。 もしも「害」という漢字の意味が悪いからという理由だけのことなら、少し変な感じがします。

「障害者」という場合、「差し障りになることをかかえている人」というようなことなのに、「その人自身に差し障りがある」という意味で考えようとすることが間違っていると思います。 例えば「加害者」はともかくとして「被害者」という言葉の場合、その人自身に「害」があるわけではないのと同じことになると思います。

また、「差し障り」ということでも不自由に感じるか感じないか、そのとらえ方は人それぞれ違うように思います。 パラリンピックなどを見るときでも、色々と考えさせられます。

それから、表記ということでは以前は「障礙」や「障碍」で、後になって「害」という漢字が使われるようになったということです。 漢字の意味は「さわる」「さまたげる」ということなので、「害」の持つ意味とは異なっています。

ボク自身は、「障がい」という表記になると余計に「がい」の部分が目立って強調されるような印象を受けますので、元々使われていた漢字で画数もそれほど多くならない「障碍」に戻せば良いように思います。 ただ、「碍」はほとんど使われない字なので、どういう表記がなじむのか難しい感じがします。

漢字のことについて、色々と考えさせられました。 読みやすさと悪い意味にならないことを両立させるのは意外に難しいと思いました。

ボク自身のことで考えると、「僕」よりもカタカナの「ボク」の方が合っている感じだったり、「友達」よりも「友だち」と書く方が好きだったりしますので、「ちゃんと漢字で書きなさい!」ということになったら困るのですが(苦笑)。

それから「性同一性障害」のことでも「害のあるもの」という風には考えませんでした。 ボク自身、本当にそうなのかどうか正確には分かりませんし、診断を受けたこともないのですが。

生理的に嫌な感じでいたくない、いつか「ふれあう恋愛」をしてみたいという気持ちで考えると、自分自身の体の性別が「差し障り」になっているように強く感じます。 でも、「異性(同性)を好きになりたい」という風にも思えませんし、恋愛感情が少ないのは「差し障り」に感じないので、そういう心の部分では特にかまわないという感じなのです。 考えるほどよく分からなくて、色々な気持ちにさせられます。

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