えぬすぴブログ
2010年06月08日(火) 21:57 #964 <<[アニメ]>>
- 「Angel Beats!」 第10話「Goodbye Days」
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<タグ> アニメ(感想) 「Angel_Beats!」 ポイント〈◎〉 性別
ユイが中心になるお話、「Goodbye Days」を見た。
↓(このあと、お話のネタバレもあります)
ギターとか、ジャーマンスープレックスとか、マラドーナとか、ホームランとかは置いておいて、そのあとのこと。
ユイは“神様が全部奪っていった”みたいに言っていたけれど、本当に“全部”ということではないと思った。 この「世界」ではバンドやプロレスや野球やサッカーなど、やってみたかったことがみんなできるようにもなったわけだから。 「神さま」がそんなにひどい存在だったら、「死後の世界」でも何もできないようにするはずだと思った。
ボクの場合、体育と言うか運動が苦手で、特に野球なんかはバットに当てることやフライを取ることがとても奇跡的なことだった(苦笑)。
野球には良い印象がないけれど、部活に入らなくてはならなくなって卓球をするようになって、スポーツが少しずつできるようになって、そんなに嫌いにはならなくなった。 テレビでスポーツを見るのが好きになっていったのも、できる人にあこがれる気持ちからだったように思う。
見ているうちに、ユイみたいに「たくさん体を動かしたい」という気持ちが久しぶりに強くなった。 もっと体力を付けないといけないけれど(苦笑)。
体を動かすことも大きなことだけれど、それよりももっと、ユイのしたかったことが別にあって。 それは、自分だけではなくて相手――お互いに大切に思える人――がいないとできない「結婚」という願い。
最初からあきらめているように話すユイに向かって、「結婚する」と言う日向。
「好き」という気持ちを一足飛びに通り越して、突然すぎる感じもした。
第4話でのプロレスごっことか、一緒にふざけてばかりいたような印象が強いから、お互いにとってかけがえのない存在という風に感じられることがあったんだろうかと思った。
ユイの方も、相手のことをどのように好きなのかよくわからなくても、「結婚する」と言ってもらえるだけで良かったんだろうか…とも考えてしまった。
生前のユイが誰かを好きになったことがあったのか、何があって命を落とすことになったのか、わからないままのことばかりなので、どういう心理なのかわからないことが多いけれど。
その前にお互いにもっと好きになることから始めるのが自然な気持ちのように思えた。 そういう「気持ちのつながり」がもっと伝わってきて欲しいと思った。
次回予告で色々な言葉がでてきて、特に最後のゆりの言葉が気になった。
▼ 次回予告(Web version) [EPISODE.10] Goodbye Days
→ あらすじ&次回予告|Angel Beats! 公式サイト - アニプレックス▼
二人が一緒に過ごすシーンを見ているときに、胸が疼くように気持ちがいっぱいになったような「感動」はあったけれど。 良かったという気持ちのほかに、例のように嫉妬のような気持ちも強くなった。
いつの間にかお話を離れて、「性別」のせいにするような気持ちばかりになってしまった。
ボク自身はそういう風に好きになることも始められそうもないから。 その先の結婚なんて、もっと夢のようなもので実際には全然考えられないことで…。
もしも、このような死後の世界があったとして、そこでも「性別」が続いていてボクも「男の人」のままだったとしたら。
その世界でも、したいことができなくて何も変わらない。
そして、思いを遂げて「消える」こともできないままだったら。
そんな時間がいつまでも続くの、考えたくない…。
結婚なんて無理なままでいい。 そういう風に好きになることができたら、もうそれで十分うれしいと思えるから。
そうなれるところがあったら、いいな…。
▼ 【追記】 2010-06-09
正確には「結婚する」じゃなくて「結婚してやんよ」という言い方だった。 ちょっとした言葉の違いなのかも知れないけれど、少し引っかかる…。
ボクだったら「結婚したい!」みたいにストレートな感じの方がもっとうれしく感じるかな…言わないし言われないけれど(笑)。
あと、ユイのあの「しっぽ」のことも気になっていたんだけれど、「天使と対決する悪魔」とかでもなかった。 色々なお話で想像をめぐらしているけれど、いつも考えすぎっぽい(苦笑)。
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